みなさん、「さあ、オフィスに戻ろう!」なんて声、聞こえてきませんか?でも、ちょっと待ってください。本当にそれで良いんでしょうか?在宅ワークで得た自由を手放して、また昔のオフィスワークに戻るだけ?それって、なんだか後退しているような…。
在宅ワークvs.オフィスワーク、その実態
在宅ワークが当たり前となって久しいですが、ここに来て、徐々に出社に戻す動きも出ています。でも、考えてみてください。ほとんどの一般的な社員にとって「ラク」な働き方となった在宅ワークを、全面的に引き剥がすことには、相当なハレーションが伴いますよね。
結局、ハイブリッド型にせざるを得ないことは、みんなわかっているはず。でも、それって本当に最適解なんでしょうか?
なぜ出社に戻したがるのか?
出社に戻したい、と考える背景には色々あるでしょうが、大きくは3点でしょう:
- 生産性の問題
- 組織へのエンゲージメントの問題
- 人材育成の問題
でも、ちょっと待ってください。以前に手厚い取り組みをしていた企業ならいざ知らず、単に出社させれば、それらが解決されるでしょうか?違いますよね。在宅ワークでより問題が顕在化されただけ、と見るべきです。
オフィスワークの再定義:今こそチャンス!
そんな今だからこそ、オフィスワークのあり方自体を全面的に見直す絶好機なんです!(ただし、家賃を下げるためにダウンサイジングする、ということだけじゃないですよ)
発想の原点に置きたいことは、オフィスを「働く場」として捉えるのではなく「ヒトが集まる場」として捉え、考えること。これ、重要です!
ヒトが集まることの本質的な意味
ヒトがリアルに集まることの意味とは何か。先ずはヒントとなるキーワードを展開することからはじめましょう:
- 創発:思いもよらないアイデアが生まれる
- 発見:他者の思考や行動から新しい気づきを得る
- 触発:お互いの存在が刺激となり、モチベーションが高まる
- 肌感:数字やデータでは捉えられない空気感を共有する
これらのキーワードを念頭に、新しいオフィスのあり方を考えてみませんか?
新しいオフィスワークを実現するために
それをアクティベートするための仕組み、ルール、制度を考えましょう。例えば:
- フリーアドレス2.0: 単なる席の自由化ではなく、目的別スペースの設置
- 創造的衝突の仕掛け: 異なる部署のメンバーが自然と交流できる仕組み
- デジタルとリアルの融合: オンラインツールを活用しつつ、リアルな交流を促進
- 成果主義の再定義: 「オフィスにいる時間」ではなく「創出した価値」で評価
- 学びの場としてのオフィス: 自然と知識やスキルが共有される仕組みづくり
これらのかけ算があって、はじめて新しいオフィスのあり方が見えてくるのです。
さあ、一緒に考えよう!
オフィスのあり方を検討している企業の皆さん、オフィス屋さんにボンと投げる前に、社内でこのような議論をしてみませんか?「昔のオフィスに戻す」のではなく、「未来のオフィスを創る」という視点で。
例えば、こんな問いかけから始めてみるのはどうでしょう:
- 「うちの会社で、人が集まることの本質的な価値は何だろう?」
- 「オフィスでしかできないことって、実は何だろう?」
- 「社員が『オフィスに行きたい!』と思える理由をどう作り出せるだろう?」
新しいオフィスワークのあり方を考えるためのフレームワークについてご興味ある方は、ぜひお問い合わせください。御社の文化や目標に合わせた、革新的なオフィス戦略の構築をお手伝いさせていただきます。
さあ、みなさんの会社の「未来のオフィス」、一緒に描いてみませんか?
株式会社grament